1944年頃に誕生した世界初のナイロン製フライトジャケット「B-15」をモディファイし、空軍パイロットの誇りとして長きにわたり愛されてきた『MA-1』。
今やミリタリーアウターの枠を飛び越え、ファッションアウターの定番として君臨するほどの知名度を誇る傑作アウター。
その傑作アウターを半世紀以上も生産し続けているパイオニア的存在がALPHA INDUSTRIES(アルファ・インダストリーズ)です。
世界で最も『MA-1』を流通させるブランドとしても認知されており、1959年に米国防省から軍用ジャケットの見直しを依頼されて以来、長きにわたり『MA-1』を米軍へ供給してきた最大のコンストラクターでもあります。
パイロットが地上での活動でカモフラージュできるセージグリーンカラーを採用し、裏地には遭難時に見つかりやすいようレスキューオレンジを用いるなど、今日のMA-1の原型を確立。中綿入りで保温性も高く、軽量でざっくりと羽織れるUSスペックのゆったりとしたシルエットはイマの気分にもピッタリです。
『キング・オブ・フライトジャケット』にしてALPHAの代名詞とも言われ愛され続けている『MA-1』。現在では様々なブランドが手掛ける普遍的なアウターのひとつですが、1950年代から米軍への納入を続けてきた実質唯一のメーカーとして、その揺るぎない信頼や安心感こそが最大の強みです。
トレンドに左右されず長く愛用できるのも魅力のひとつ。もともと気温10℃~マイナス10℃を想定して作られたアウターですので、暖かさに関しては申し分ありませんね。是非、この機会にお試しください。
【ALPHA INDUSTRIES / アルファ インダストリーズ】
1959年テネシー州ノックスビル。当時の米国防省は、軍用ジャケットの見直しをアルファ社に依頼した。
その時代、軍の使用における技術的な向上と実生活レベルのデザインの改良が必要とされたため。
より質の良い素材が開発される度に、アルファ社はより高いデザイン性、品質、信頼のあるジャケットを制作し高い評価を得ている。