《デザイン》
原料・副資材まで植物由来のものにこだわったシャツ羽織りです。
釦は木の実からできたナット釦、縫い糸は環境負荷が少ない生分解性バイオポリエステル糸を使っています。
デザインは斜めの前立てや、コックさんのような襟周りで遊び心たっぷりです。
釦を閉めて着てももちろん可愛いですが、途中まで開けて変形襟風にしたり、すべて開けてさらりと着流すと抜け感がでて、より素敵に着られます。
《素材》
人や環境に配慮した優しいものづくりを目指し、一本の糸から原料を見直し植物由来にこだわった生地です。
マニラ麻を原料にし、1mmもの細さに細断し、抄織糸(紙からできた糸)と、旭化成のキュプラを交織した生地です。
キュプラは化学繊維のイメージがありますが、綿花のわたを収穫した後に種の周りに残る産毛からできる植物由来のものです。
擬紗織という、メッシュのような隙間で通気性が良くなる織り方をしているので蒸し暑い盛夏から晩夏まで、快適に過ごせるさらりとした風合いに仕上げています。
天日乾燥で凹凸のある表面感を残した、ナチュラルな味のある生地です。