ハマグリコート　0.7

毛織物の世界的産地、愛知県尾州地域。
産地だからこその魅力的な素材と妥協のないものづくりによるコートを展開する「blanket」。
ブランケットにくるまれるような心地をお届けします。

10年後も変わらず着られるダッフルコート。
着心地の良さを追求し、生地から縫製まで全てにこだわり抜いています。

繊維の宝石とも呼ばれる「カシミヤ」。
そのカシミヤとウールを絶妙にブレンドした紡毛糸を二重織りという特殊な技法で織り上げた「ブランケットメルトン」生地を使用しています。
二重織りにする事で生地にたくさんの空気を含み、驚くほど軽くそして暖かいのが特徴。

コート裏の端始末は、通常であればロックやパイピング処理をするところ、あえて何倍もの手間のかかるハマグリ刺繍をする事で強度と着心地の良さ両立を実現しています。
現在は廃盤となってしまった特殊ミシンで職人が一つ一つかがっています。

ダッフルコートの代名詞とも言えるトグルボタンは、岐阜県高山市にある工房にお願いし、堅い樫の木を職人の手で一つ一つ手で削り作り上げています。
普段は積み木やけん玉など子供用のおもちゃを作っている工房だからこそ、ずっしりとしながらも滑らかで毎日触りたくなってしまうような心地よいボタンに仕上がっています。

織機で緯糸を打つ際に使う“杼”（シャトル）を模したボタンは“シャトルボタン”と呼んでおり、産地への想いがつまっています。
さらに福井県越前市の漆職人さんによって日本最古の塗料であり、天然で最も強いと言われる漆を塗り重ねています。

四度塗り重ねることで艶やかで深みのある、漆でしか表現できないぽってりとした光沢が生まれます。
最後に、ロゴマーク状に本金を刷り込む”沈金加工”を施し完成。

ブランドのコンセプトを集約する刺繍ラベルは、尾州産地の様々な生地を使用し一宮市の老舗刺繍メーカーが手掛けています。
尾州産地の技と伝統を生かした、とっておきのコートです。

※漆黒は生地や刺繍糸だけでなく、補強テープやラベルまで全てを黒にこだわり抜いています。

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