《デザイン》クラシカルで無地ライクなツイル柄と、大胆なチェック柄のリバーシブルで印象が がらりと変わります。生地の縫い代を一度はがして開き、パーツを縫い合わせて、最後に縫い代を手まつりで閉じる、すべて手作業で行なう非常に手間のかかる仕立てです。一重仕立てで裏地や見返しや接着伸を使わない分軽く仕上がり、縫い代も出ないので着心地が柔らかく、暖かいコートに仕上がっております。寒さ対策として首元まで閉られるように第一釦を取り付けておりますが、第二釦まで閉めて着ていただくのがスタイリング的におすすめです。《素材》本来ウールが持っている軽さ、柔らかさ、暖かさを最大限に活かす為に、より多くの空気を紡績工程に取り込んだ、まさに空気のような、膨らみのある糸を 使用しました。この空気をはらんだ糸を使用して、ションヘル織機を使い一本一本時間をかけて 打ち込み、およそ一日30mしか織り上げる事ができません。ウールの素材に関しては、主に屋内で飼育された生後12ヶ月未満の子羊のバージンヘアのみを使用しているのでとても綺麗で、とても軽量です。表面を無地見えする綾織にし、裏面をチェックにしてリバー組織に織り上げました。目付けは中空の糸を使用したためとても軽く、一枚仕立て同様の重さです。