ホールガーメントのテクニックと縫製のテクニックを合わせて作り上げたカーディガン感覚のニットジャケットです。
軽く羽織れて暖かく、こなれた雰囲気でお召しいただけます。
『ホールガーメント(Wholegarment)』とは、本来ひと針も縫わずにニット製品を編み上げるテクニックのことを言います。
ひと針も縫わないことで、
・生地と生地を重ねて縫い合わせる部分がないため、生地本来の伸縮性が活かされる
・3Dプリンターのように立体成型するため、身体にフィットしやすい(シルエットが綺麗になる)
といった特徴の衣服に仕上がるのが特徴です。
この製品はさらなるデザインを求め、要所要所で縫製を入れて仕上げました。
*前身頃左右にポケットつき
【編地】
ブークレ糸を天竺裏目編みをして、圧縮をかけて編目を詰めた素材です。
ブークレ(boucl?)とはフランス語で「輪」という意味で、英語ではループヤーン(loop yarn)と呼ばれます。
編むことで表面に糸の輪っかが出てモコモコとした肌ざわりや見た目になり、フェミニンで暖かな印象がある素材です。